久し振り…

新年おめでとうございます。

1年近くこのブログを更新していませんでした。言葉にしたい時と出来ない時…色々と自分の中であるようです。去年は谷崎潤一郎の『鍵』を舞台化して色々と勉強になりました。作品は満足のいくものでしたが作品自体は意外に売れませんでした。売れるものは何か?という基準で創っていないので仕方がないのかもしれません。しかしお陰で着物も一人で着れるようになったのは少し嬉しいです。もちろん難しい帯とかは出来ないんですけど…。

ローザスの仕事は新しい第4ジェネレーションの女性たちにローザス・ダンス・ローザスを教え始めています。もうこれはミッションなのかもしれないです。伝えるというより、どういう風にダンスを考えるか捉えるかを伝えたい、一緒に考えて行きたい、思考する経路を作りたいです。彼女たちは今年の6月末に初演を迎えます。このリハーサルもあり今年5月のローザスの日本公演は同行できないです。

今、取り組んでいるのは、モートン・フェルドマンです。彼のPiano and String Quartet を創作中です。聴こえてくる全ての音をシステム化しない、記憶に結び付けない、夢のように消えていく、しかしどこかに何かがあり続ける…そんな音楽です。海岸で波を見ている。干潮があり満潮がある。それはいつ変化するのだろうか。何かが起こりそうで何も起こらない。しかし常に色々なことが起こっている、でも何も大切ではなく、いつもの通りで全て忘れ去れて行く、そんな音楽です。

聴こえて来る音楽は単調で眠くなりそうですが、ミュージシャンは必死で目が点になっています。演奏するのはとても高度な難しい音楽らしいです。作者フェルドマン自身は初演のコンサートで自分の曲の間、居眠ってしまったらしい。聴くより演奏したり踊っている方が面白いというのは酷ですが…。今確かにこの曲で踊っていて楽しいです。部屋ではじっと聴けないのが不思議です。

今月の27日28日にブリュッセルで初演。その後は2月3日に北フランスのリールのオペラ座。6月24日にゲント公演の予定があります。今は劇場という空間ですが、将来は美術館や建物の一角でも踊ってみたいです。

https://www.kaaitheater.be/en/agenda/piano-and-string-quartet

https://www.ictus.be/ikeda

https://www.ictus.be/garden

IMG_1891.JPG

 

 

 

 

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