ぬりえ

私の娘は『ぬりえ』が出来ませんでした。                   シュタイナー教育を受けたせいか、彼女の性格なのか…輪郭の中に色を塗るという意味が理解出来なかったのです。シュタイナーでは輪郭を書かせません。色は3原色を混ぜさせて自分で色を作らせます。決められた形、輪郭の中に色を塗るのではなく、ヴォリュームがなんらかの絵になっていきます。

決められた型、決められたシステムに身をゆだねるのは、一つのメソッドです。型を真似てそこから学び飛躍させる。しかし一つ間違えたら受け身だけのメソッドになるなぁとも思いました。

型は壊すためにあり、それを守るだけになってはいけなく、そして型は常に流動的であるべきだと思います。土台もその場に根付く必要はなく、流動的であリ不安定であって良いんだと思います。

今回、子供のためのワークショップの指導を日本で経験させて頂くことが出来ました。ステップを覚えて踊るのがダンスだと思っている子供が多かったです。好きに自由に飛んだり跳ねたり回ったり歩いたりが難しかったです。即興性のある動きへの導きというか回路があまりないことがわかりました。これはダンスだけではないのだろうなぁと思いました。普段の勉強の仕方、遊び方に創造力や独創性が欠けて来ているのかもしれません。答えが一つしかない、結果が決まっている勉強や遊び方が多いのかもしれません。1+1=2になる結果だけを教えるよりも、1+1=2 にしようと決めた色んな理由を説明したほうが楽しく、本当の答えはないことを教えるほうが愉快です。色んな答えを考えさせる回路を学ばさせる方が大切です。

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ぬりえ」への1件のフィードバック

  1. 全く同感です。日本社会を動かしている経済優先のすべての価値観、評価基準も同じ傾向にあるように思います。いまこそ、教育そのものを根本的に見直さないと手遅れになってしまいそうで、・・・そのためにも芸術文化をもっと大切にしてほしいと思うのですが、・・・さんかいたかひろ

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