今夏の日本でのワークショップを終えて…

今夏は200人くらいの受講生さん達と交流があった。                                 
東京ではアネックス仙川ファクトリー、田町のアーキタンツ、森下のReAction、神戸のダンスボックス、札幌の現代舞踊協会北海道支部主催のワークショップ講座と5カ所で教えさせて頂いた。
                              
今回はボディースキャニングという見えるもの見えないもの、何をフォーカスするか、イメージトレーニングなど、「見る」「見える」という視覚から身体へのアプローチ、そして身体の隅々に隙間、空間を感じる、与える事……だった。
                                      
 結果的にいうと、受講生達は自分の身体も相手の身体も余り見えていなかった。しかし、発見があった人はどんどん見える様になっていった。  

それらは、内面的な見えない身体の動きであったり、
A点からB点に移行するまでの身体に起こりうる色々な変化であったり、
私の動きをどう真似る/学ぶかと云う情報処理の問題であったり、
自分の身体に対してのフォーカス不足、
色んな経路がある時、色んなところに行ける自分を保つのではなく、一つにしか絞れない身体作りをしていたり………

意識する事で無意識が意識的になり、無意識になるまで、それを繰り返し再び意識しなくてはいけない。
それらの繰り返しだけれども、何を意識すべきか、意義のある選択が必要である。
すぐに出来る/真似出来るからと言って優れている訳ではなく、すぐに出来なくても得ている情報が、その人に取って有意義なものであれば、私は良いと思う。今回、ダンサーじゃない方達ともワークショップで交流があり、出来るから/踊れたから、理解出来たという事ではないのが一目瞭然であった。ある意味で、ダンサー達が出来たと思っている事の方が、それらは怪しいときもあった。

出来ていないのに出来ていると思っている人と、出来ていない事をどう出来ていないかと認められる人の違いは大きい。
沢山集中する事、瞬発力のある身体作り、高く飛べたり、沢山回れたり、難しい振りを早いテンポで踊れたり、ご飯を食べるのを忘れるくらい練習する美学……ちょっと違う気がする。
周りがよく見える集中力、弾力性があり、通気性のある身体作り、ご飯はちゃんと食べ、しっかり休む。
風が吹いたら一緒に揺れ、水が流れたら一緒に流れる、そういう身体が良いよね。

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