初春

いつの間にか、もう3月である。                                                                                                    

暖冬のベルギーは、もうすぐ林檎の花や桜が咲きそうだ。小春日和と共にすべて忘れてしまわないうちに少し書いておこう。

 
2月7日に故郷の福井で、大宅さおりさんのピアノと、Ray Iwazumiさんのバイオリンで「意識と無意識の間に」 というタイトルでダンス・コンサート公演を行った。                 
この劇場は何と私が、ダンスを初めたお稽古場があった場所で、「鮭が産まれた場所に戻って来た」そんな感じであった。産卵はまだ出来ていないので、これからの課題であるのかもしれない。 
ここでは、新しく創ったものもあれば、すでに発表した振り/動きを着せ替えたり、違う曲でやったり、レトログレード(振りの逆送り)だけを使ったりした。                        
毎回、新しくものを創り発表するのは、必要ないじゃないかと云う事と、既にあるものを利用したいという言い訳と願望がある。本当は一つの動きをもっと原子単位になるまで、分解したいのが本音である。踊りの振りも消費者文化に、流され連れて行かれたら、たまったもんじゃない。     
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その後は雪の東京に戻り、ワークショップを行った。2月15日に行われた、1日舞踊大学講座は考えさせられる事の多い1日だった。どうして踊るの?踊りって何?という原点にも繋がる内容で、自他、社会に繋がるコミュニケーションとしてのダンスの深さや大切さを感じる講座だった。    
そしてベルギーに戻りamnessのオステンド公演。4ヶ月間凍結されていた、この作品をゆっくり解凍させて、無事に踊る事が出来た。解凍する度に進化を続けるならば、凍結も悪くない。完成させる事が目的ではないので、こうして公演が続く事は進化するにはもってこいだ。

写真

         
外は小春日和、まだ終わっていない先月からの洗濯と、時間のかかるオーブン料理をやりながらの素敵な日曜日を過ごす。

                  © H.Koike / © Un Yamada

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