パリ公演

2週間パリのThéâtre de La Villeで公演中です。1週間目は84年の作品、Elena’s Aria、2週間目は98年の作品、Drumming です。85年に、このElena’s Aria を上演した時は、客の半分が怒鳴りながら途中で帰って行った事を昨日の事の様に思い出します。新聞に批判記事を書いた人までいた。アンヌテレサやローザスがと云うより、劇場のディレクターへの批判記事だった。本番中に金を返せとか、家に帰って寝た方が良いじゃないかとか叫んだ人もいた、チケットを千切って舞台にバラまかれた、小銭を舞台に投げた人もいた…でも、前ディレクターのヴィオレット氏がこの作品の事を信じてくれて、次のシーズンもプログラミングしてくださり、86年に再演。そして月日が経ち、今年再再演である。ヴィオレット氏は引退したが、今日わざわざ観に来てくださり、あの当時の話に花が咲いた。

私達欧州のダンサーにとって、パリのThéâtre de la ville 公演はやはり少し特別です。生意気なパリジェンヌからブーイングされた経験が山ほどあります。Ottone Ottone という作品の時は、ブーイングする客とブラボーと叫ぶ客同士が喧嘩を始めて大変な事になりポリス沙汰にまでなった。色々叫ばれたり、ブーイングされたから、私の心臓にかなり毛が生えたと思う。

明日からはライヒのDrumming 生演奏ヴァージョン。この作品はきっと、この垂直に上がる客席の上の方から観ても見応えがあるのではないかしら。ストラクチャーがよく分かると思う。

この劇場を支えている裏方さん達にも感謝である。しっかりしたテクニシャン達、衣装担当の方達、必ず1週間以上の滞在になるパリ公演だが、いつも快適に過ごせています。

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