フォーカス

先週東京のアーキタンツで4日間ローザスのレパートリーワークショップを教えた。気になった事があるので書いておこう。各ダンサーの視線、フォーカスだ。視点が合っていない。死んだ魚の目の様な子が多かった。どこを見ているのだろう。何を見ているのだろう。鏡ばかり見ているバレエダンサーも辟易だが視線が定まらないダンサーも異様だ。

ある物/者を捉える。それをズームする。ある物/者を捉える。そこから前方90度に広げる。180度(ペリフェリック)に広げる。そして前を見ながらも後ろに集中を回す。

これらのフォーカスを使いながら踊る事は訓練出来る。すべては意識する事から始まるので、どの踊りもどの瞬間も意識なきフォーカスでは、身体にも危険である。まずどこを見ているかという意識が必要だと思う。例えそれが自分の身体を見つめているにしても、相手や空間を見つめているにしてもだ。

鋭い視線が大切と言っているのではない。

私は良く目配せをする。目で相手を見て合図するのだ。アイコンタクト、ミュージシャンは良く使うが、ダンサーも使うべきである。その反面、私は自分の細胞も見つめる。自分の細胞にアイコンタクトを送る。

見えないものも見て、見えるものも見る。

見て、見つめ返す。

目を綴じて行う練習がいくつかあるが、自分の聴力等、別の部分が如何に使われていないかに気付く。

私達は踊っている時に何を見ているのだろう。

私が見えたものはお客さんにも見えているのだろうか。

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